ゴルフのシングルって何のこと?

ゴルフ用語に「シングル」という言葉があります。シングルとは英語で「1つ」という意味がありますので、転じてゴルフではハンディキャップ(ハンディ)が1桁である人のことを示します。

ハンディがシングルということはどのような実力があるのでしょうか。ハンディの求め方は18ホールの基準打数であるパー72という数字が重要です。この72よりもどれだけ多くの打数(スコア)を平均して出せるかということを計算します。

スコアの平均が90であればハンディが18、100であれば28ということとなります。つまりスコアの平均が82未満である場合はハンディが9以下の1桁の数となりますので、そのような実力のある人がシングルと呼ばれることになります。

プロゴルファーであればアンダーパーはごく普通のことですが、一般のゴルファーであればパーをキープすることもかなり難しいものです。ハンディがシングルであるということは、18ホールの半分以上を平均してパーで回ることができるという高い実力となりますので、多くの人が目標とすることとなります。

シングルの実力を持つアマチュアゴルファーは、全体でも1割にも満たないほどです。もちろん最終的な目標とするのはシングルであっても、当面は100を切るということを目標に定める人も多いものです。